第21研究室

浅井長政、離反の真意を探る

 離反の理由



 5. 離反の理由 

離反による利益・不利益 

浅井氏は、当主の長政が織田信長の妹(お市)を娶ることで織田氏と同盟を結んでいたにも関わらず、織田氏が朝倉攻めを開始すると、朝倉領へ侵攻する織田の背後から攻め掛かった。浅井長政による一方的な同盟破棄、離反である。その理由として多くの学者が以前から様々な説を繰り広げているが、いまだに一つに絞られてはいない。ここで諸説をリストアップして個々に考えてみたいと思う。

                  

  
【1】 浅井氏と朝倉氏とは父祖の代からの同盟関係にあり、長政と信長という一代の同盟関係よりも重みがあった。

  
【2】 信長が浅井氏に無断で朝倉攻めを敢行したことから、浅井氏は「朝倉の次は浅井を攻める気ではないのか?」という疑心暗鬼に陥ってしまった。

  
【3】 信長と長政の同盟が対等ではなく、主従に近いものであったので、足利義昭を奉じて信長が上洛した後に長政を優遇しなかったことで関係が悪化した。

  
【4】 将軍・足利義昭が信長の真意に気付き、信長を叩くため全国へ配布した御内書が、浅井父子にも届き、義昭の策謀に踊らされてしまった。

                  

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