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第10研究室【文書解読】史料
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三、 | 吉法師殿御元服の事 |
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| きっぽうしどの じゅうさんのおんとし 吉法師殿十三の御歳 |
吉法師が13歳の年ということは、天文十五年(1546)ということになる。(↑) |
| げんぷく 元 服 |
少年期から成年になり、大人の社会に入る儀式。今でいう成人式か。 元服の式は、童児の髪を大人の形に整える「理髪」と、冠を与える「加冠」、それを整える「能冠」とからなっており、武家の場合には公家の冠の代わりに烏帽子(えぼし)が用いられることが多かった。元服すると、それまで使用していた幼名(童名)を改め、名乗(実名)を用いる。(↑) |
| よくとし 翌 年 |
天文十六年(1547)のこと。(↑) |
| すすめられ 進められ |
名乗りを用いるということ。名乗りとは愛称的に使用してきた幼名から大人としての正式な実名を名乗ることををいう。この信長の場合、幼名が吉法師で実名が三郎信長となる。(↑) |
| むしゃはじめ 御武者初 |
元服してはじめて出陣すること。初陣ともいう。この年、信長は14歳。(↑) |
| くれなゐ筋のづきん・ はをり、馬よろひ |
この部分については、角川文庫本の脚注に「紅筋の頭巾・羽織。紅の筋が入った頭巾をかぶり、馬乗り羽織を著、馬鎧をかけて出陣。馬鎧は、馬の面・平頸・胴に、布か革・金などの板を縫いつけ、また紙でつくった鎧をあてる。敵の馬を威嚇する具。」と解説がでておりますね。(↑) |
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