【1】    鎧・兜・甲冑・胴丸・具足    (list-21  

武 具

解説文

金小札色々威胴丸

(東京都品川区 西光寺蔵)

(山形県米沢市 上杉神社蔵)

 胴丸は、金箔押を施した小札を紅、萌黄、白、紅、紫の色糸で威している。大袖は七段下がりで、金小札を紅、萌黄、白、紅、紫の色糸で威す。
 この胴丸と大袖は、天正2年(1574)に狩野永徳筆「洛中洛外図屏風」、「源氏物語図屏風」とともに、信長から上杉謙信へ贈られたものと言われている。

戻る


伝織田信長所用兜

(柏原町歴史民族資料館蔵)


信長の二男信雄の家系である柏原藩の資料を保存している柏原町歴史民族資料館には信長が所用したと伝えられる兜が保管展示されている。



 歴史民族資料館は柏原藩主織田家に伝来した歴史資料を継承保存するとともに、町の歴史・民族・考古に関する資料の調査研究・収集保存・展示公開をおこなう施設です。展示室の中央には、国指定史跡「柏原藩陣屋跡」の復元模型が置かれ、陣屋とあわせて見学すると、当時の大名の邸宅の様相がよくわかります。


(http://www2.nkansai.ne.jp/shop/nakai/info/musi.html)
(http://www.hikamigun.kaibara.hyogo.jp/rekisi01.htm)

戻る

伝織田信長所用兜

(総見院 蔵)


総見院(愛知県清洲町)所蔵

 織田信雄(信長の次男)が本能寺の変の直後、本能寺焼跡を捜索させて探し当てた信長着用の兜といわれ、この兜が総見院に現存する由来が、その容箱の裏に由緒書として記されている。これは、天明五年(一七八五)に丹波国柏原城主織田家の家老、生駒・津田両名が、総見院に贈る際に、その伝来経過を裏書きしたものである。それによると、この兜は、信雄以来、岐阜城主信秀を経て、信長遺臣・近江国茂加山城主系の小林氏に伝わるなど、かなり転々として現在に至っていることがわかる。また、甲冑研究家芳賀実成氏は、「現在は錆地の状態となっているが、わずかに残る漆片から、当時は総黒塗りであったことを物語っており、数ある信長所用と伝える遺品中、時代の合致する希な兜である。」と言っている。

戻る

4

紺糸威胴丸具足

(建勲神社 蔵)

建勲神社(京都市)所蔵

 信長所用と伝わる甲冑で兜の正面には織田家の木瓜紋を施した前立物をつけている。柏原藩に伝来したもので、織田信重が建勲神社に奉納したもの。

戻る